道は続くよどこまでも

"リケジョ"ともてはやされ続けたが中身は空っぽ.一から自分を再構築中.

恥ずかしがらないで!研究室が辛かったらカウンセリングへGO!

こんにちは。ゆうこです。

大学院生活が終わろうとしていますが

率直に言って辛かったことの方が多かったなと思います。

特に研究室に所属してからの3年間は8割方辛かったです。

Googleで何度も「研究室 つらい」と検索していました(笑)

何で大学院に進んだのか?という疑問が浮かぶでしょうね。

周りに流されたのです(笑)

でも選んでしまった道は前に進むしかない。

 

 

 

研究室生活はプレ社会人生活

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研究室生活は社会人生活とは違い

基本的に

・労働の対価としてお金がもらえるわけではない

・始業/終業時間が決まっているわけではない(厳しいところはある)

です。

しかしながら

・お互いの性格が一致しない場合でも仲間として過ごす必要がある

という点は同じだと思います。

授業を受けて単位をもらっていた大学時代前半とは違い

何となく趣味や性格が合う人だけと関われるわけではないです。

当然周りの人間とぶつかることが多くなるわけです。

そういった人間関係のストレスも多く発生するので

研究室生活では

社会人になる前に

人間関係でうまくいかなかったときに

自分の心身がどうなって

どのように対処しなければならないのか

見極めることができる期間でもあると思います。

 

簡単に「努力賞」はもらえない

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「学部は参加賞、修士は努力賞」という言葉をよく耳にします。

上の言葉は

修士は自分で何もせずに修了することはできないけど

「普通に」やっていれば修了できる

ということを意味しています。

でも意外と

「普通に」やる

ということは難しいです。

 

自分だけの努力では修士号は取れません。

研究室生活が苦しいことにはいくつか理由があると思いますが

先生・研究室の学生・研究内容が合わない

このように周りの影響が大体当てはまると思います。

 

周りと合わないことに悲観しないでほしいです。

運が悪かった。それだけです。

日本人だけでも1億人以上いて

せいぜいその中の30人が同じ研究室で出会ったというだけ。

世界を見渡せばきっと自分と合う人はいます。

研究室で出会った人間なので

ある目的が各々あって一緒に過ごしている人間です。

必ずしもお互い性格が合って一緒に過ごしているわけではなく

言ってしまえば

一緒に過ごさざるを得ないから一緒にいるだけの人間です。

性格が合わないのは当然とも言うべきですよね。

 

研究室で孤立するのは悪い予兆

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研究室ではコミュニケーションが大事です。

よほど頭が良くない限り

自分一人の知恵は微々たるものです。

うまくいっているときや

方向性が見いだせているときはいいのですが

行き詰まったときに相談できる人が必要だと思います。

研究室で身近な相談相手と言えば

先生や研究室の学生との会話だと思いますが

こことの関係がうまくいっていないと

必ずどこかの段階で自分が苦しくなるので

何らかの解決策を見出した方がいいでしょう。

 

それに就活ということを視野に入れると

研究室の人と話さないのは確実に不利になります。

就活は間違いなく情報戦です。

できるだけ多くの同じ立場の人と話し

自分に有益な情報を引き抜いて

自分で自分の道を切り拓いていくことが重要です。

研究室に入ると

研究室の人と過ごす時間がどうしても長くなります。

そこから情報を得ない手はないですよね。

 

研究室生活で行き詰まったら「相談」する

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  • 研究室で話す人がいない
  • 研究室内のことで悩んでいることがある

当てはまるならば

各大学に設置されている

相談センターのカウンセリングに行きましょう。

意外と予約で埋まっていると思います。

私は妙な安心感を覚えました。

就職のことで悩んでいるなら

就職支援センターが各大学にあるはずです。

感情が溢れて泣いてしまっても

優しく声をかけてくださいます。

 

挫折しても自分をどうか受け入れて

不登校になっても

大学を辞めても

どうか責めないでください。

周りの人とちょっと合わなかっただけです。

1つの道を間違えてしまっただけです。

まだまだ出会っていない多くの人がいますし

無数の進むべき道があります。

悩むことは自分を見つめ直すきっかけになります。

今までずっと突っ走ってきたでしょうから

今一度ここで休憩して

新たな一歩を踏み出せるように

心をオープンにしてもらえるといいなと思います。

 

私の体験談

研究室の雰囲気が悪かった

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私が配属された研究室は

基本的に静かな研究室でした。

自分一人で研究するスタイルでした。

というのも、シミュレーションが主の研究室だったので

自分のPCの前でずっとみんな座っているのです。

会話はほとんどありません。

誰も会話していないので

何かプライベートな会話をできる状況ではなかったです。

 

おそらくみんな頭が良かったのだと思います。

私の研究室には

学科内で優秀者に送られる賞をもらっている人が

毎年のように入ってきました(笑)

成績が悪い私が

優秀な人たちに紛れたのが悪いのかなと思いますが(笑)

 

そのため、この研究室で身についたことは

聞きに行く姿勢ですかね。

教えてもらおうなんて甘いです(笑)

 

みんなお互いのことに興味が無いのです。

私自身4年のときは朝から夜までいたのに

誰とも会話せずに帰宅したこともあります。

研究室と言えば

昼間はみんなで話しつつ研究して

夜はたまに研究室飲みとかあるんだろうなー

と思ったら

まるで違いました(笑)あれー(笑)

 

私は自分と似たテーマの人が博士の先輩にいました。

私が人見知りなこともあり

とっつきにくい人間に思えたのか

お互いすごく距離を置いていました。

研究内容について必要最低限話すだけで

プライベートな会話は全くありませんでした。

 

自分から聞きに行っても

あとから話に行くと言われて結局放置

ということがよくありました。

 

 

カウンセリングを受ける

相談センターに行って

先輩の放任の姿勢をどうやったら治せるか

相談しました。

色々と自分の身の回りのことを話して

どうしたら一番良いのかと一緒に考えてくださいました。

 

結果、まずは助教に相談して

一言先輩に言ってもらうということをしました。

助教に先輩とうまく言っていないことを伝えると

先輩の放任具合は少々見ていてわかっていたそうで

一言言ってもらえました。

それから

少なくとも放置されることはなくなりました。

とはいえ、お互いの性格の不一致はどうしようもないので、

わからないことで

先輩以外でわかりそうなことは

なるべくその人達に聞いて済ませました。

 

ちなみにカウンセリングは

受けると心がすっきりしたので

何度か通いました。

私の経験からすると

通った方がいいかなと迷ううちは

予約を取っておくべきだと思います。

そのうち予約を取っていても

行かなくてもいいと思うときが来ます。

 

研究室を飛び出して留学する

やはり研究室はどうにも過ごしにくかったので

一時的にどこかへ言ってしまおうと思いました。

そこで留学を思いつきました。

留学に対しては

先生の理解がある研究室であり

大御所の先生だったので

そういった意味ではこの研究室には感謝しています。

こういった手段は良かったのかどうかわかりませんが

あの頃の心理状況を考えたら致し方なかったのではないかと思います。

一時的に離れることは必要です。

留学先のドイツでは成果を求められてなかったこともあり

かなりのびのびと過ごしていました(笑)

一方でこのドイツの研究室も

わからなかったら聞くというスタイルだったので

あまり会話はなかったです(笑)

ドイツ語も全然できなかったですしね(笑)

 

ひたすら卒業を待つ

やはり先輩とあまりうまくいっていなかったので

先輩の卒業を待ちました。

私が修士1年を終えると同時に修了されました。

このとき

研究室の人が約半分入れ替わり

雰囲気もがらりと変わりました。

本当によく周りと話すようになりました。

私自身も以前は本当に研究室がつらかったですが

周りと話すようになって

少しずつマシになりました。

やはり周りの状況を把握するということは

自分にとっては大切なことだったのかなと思います。

 

最後に

研究室でうまくいかないという話は

よくあることです。

長い人生の中でたかが3年です。

最低限耐えて次の道を見つけましょう。

ずっと解決しない悩みがあるならば

先生やカウンセラーの方にどうか話してみてください。

 

光が差し込みますように。